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2003/01/16  アンテナ



 
つらいことばかりあるわけじゃない。楽しいことや、うれしいこと、心がわくわくすることも、ほんとうはたくさんあるはず。だけどわたしは、つらいことや苦しいことにばかり気を取られて、いろんなすてきなことを受けとめることができていないのかもしれない。とても、損していると思う。


「辛い」という字は、「もうすこしで『幸せ』になれそうな字」だと、誰かが言ってた。きっといつか、幸せになれると、信じなきゃ。もっとちゃんと、自分から切り開いていかなきゃ。
いろんなものを、吸収しよう。もうすぐ、23歳が終わる。


明日から2泊3日で、旅行に行ってきます。新潟よりずっとずっと、あたたかい場所へ。






2002/01/15  いつか記憶からこぼれおちるとしても



  
冬の晴れた日はとてもつめたくて、するどくて、透明だ。紺色の空には、白い星がくっきりと光っている。
こんな日は、自分の心の中があらいざらい見えてしまいそうな気がして恐くなる。
忘れてしまいたいことに限って、忘れられないのはどうしてだろう。頭のなかは常に飽和状態で、なにかひとつ記憶すると、なにかひとつが―たとえそれが大切なことだとしても―欠落していってしまうのに、忘れたいことは、しっかりと腰を据えてそこを動こうとしない。そんな理不尽な習性は、アルコールを浴びるほど飲んだ日でもまったく衰えることを知らないのだ。





2003/01/14  泥酔



 
「別れたほうがいいよ」という友人たちの言葉に、わたしはいつも、反論してしまう。心のどこかで、まだ期待している。可能性を信じている。それなのに、自分からはすこしも動こうとしていなくて、自己嫌悪に陥ってしまう。


つーぎーのーよーるからー
かーけーる まんげつよりー
じゅーうーよーんばーんめのー
つーきーが いちばんすきー


ヴィツ子のなかで、口ずさむ。明日からまた、寒くなるらしい。





2003/01/12  pinkの誘惑


 
夜勤明けで、母とお出かけ。
3連休の2日目の万代は、天気がよくあたたかいこともありとても混雑していて、すっかり人に酔ってしまった。
zuccaが昨日立ち上げだったので、着いてすぐに伊勢丹へ直行した。華子ちゃんがメールで教えてくれたとおり、もう、本当にかわいくって、ほしいものだらけで、失神寸前。今年も、洋服貧乏な生活が続くことになりそうだ。
おそめのお昼ごはんは、喧騒をほんのすこし離れて、キャトル・ヴァンで。
そのあと無印で紅茶を買ってから、母の希望ででムサシへ行った。ここに来るといつも、創作意欲をかきたてられてしまう。1時間くらい見てまわったすえ、いくつかのビーズとパーツを買って、ピアスを作った。材料費は350円くらいで、10分くらいで完成。つけるとしゃらりとゆれて、我ながら上手くできたと思う。
わたしはやっぱり、ピンクが好きみたいだ。にあわないとわかっていても、やっぱりピンク色が好きみたいだ。





2003/01/09  ピンク色の血


わたしの恋愛感情は、もう1年も前からストップしたままだ。いとしいと思う気持ちが生みだされ、体じゅうに供給される力が停止するまでに、前兆がなかったわけではなかった。きっとわたしが気づく前から静かに、その感情は蝕まれていたんじゃないかと思うし、こんな状態にはなるべくしてなったのだとも思う。わたしがいちばん恐れているのは、停止している時間が長すぎて、動きかたを忘れてしまうことだ。はやく探しださなくちゃ。全身に、熱い感情がふたたびゆきわたるような方法を。じゃなきゃ、手遅れになって、もう永遠に「大好き」なんて言葉、言えなくなってしまうかもしれない。





2003/01/08 スヌーピーの持つ、ベルの音



 
昨日の夜は、父親のウィスキーをこっそり飲んだ。その飴色の液体がのどを通るたび、体がほんわりとあつくなるのがわかる。少量で酔えるこのお酒は、とても便利なものだと思う。むしょうに、泣きたくなった。だけど、涙なんて一滴も出てこなかった。


いつか以前のような気持ちをとりもどすきっかけが訪れればいいと、かすかな期待を抱いている。ほんとうは、待っているだけじゃだめで、自分から動かないといけないんだと思う。だけど今は、どうしていいのかさっぱりわからないんだ。だから今日だって、彼の優しさをじょうずに受けとめることができなくて、こんなに胸が、ずきずきと痛むんだ。





2003/01/07  深々と



セールのときの「除外品」って、なんて罪な存在なんだろう。ダークな色がひしめき合うお店のなかで、ひときわ目立つ、白やパステルカラーの一角。それだけで、ものすごくすてきに見えてしまう洋服たち。くやしいから、断固として手を出さなかった。だからといってセール品にめぼしいものがあったわけでもない、というより、春物を見てしまうともう、冬物なんて眼中にはなくなってしまうのだ。ツモリで予約しているカットソー、はやくこないかな。


新潟は今日も雪だ。ふわふわとした、綿菓子のような雪が空から「落ちて」くる。ひとつぶひとつぶが大きくて、ちゃんと、結晶が見える。手のひらで受けとめた瞬間、はかなく解けてしまった雪は、なんだかあの子に似ていると思った。


photoを更新。雪を、みんなに見せたくて。






2003/01/06  雪を踏みしめ、歩く



 
昨日は夜勤で、1日中利用者たちとのんびりとすごした。いっしょにテレビを見たり、本を読んだり、お正月の話をしたり。PM4:00、廊下の窓から空を見上げた。雲が、とてもはやく動いている。灰色の絵の具が水のなかで拡散していくように、うすい水色の空は、あっという間にグレイにかわった。わたしの変化なんて、この空からくらべれば、ものすごくゆっくりだ。けれども、変わってしまったこと、そしてそれはまだ現在進行形であることも、まぎれもない事実である。


今日、「パリの子供部屋」という本を購入した。見ているだけで、しあわせな気分になる。「アパルトマン」って、とってもすてきな響きだと思う。






2003/01/04  モノクローム



2003年だという実感がわかなくて、いまだに、「2002」と書いては、あっ、と思って消していたりする。
この冬いちばんの寒波がきているらしい。昨日の夜から降っていた雨は、みぞれになり、お昼には雪となった。休みボケの体をならすのにちょうどよく、今日は1日のんびりと仕事をした。


窓の外はもうすっかり雪につつまれている。雪がつもった夜の風景は、まるで水墨画のようだ。こんな住宅地のどまんなかでさえも。そこに広がるのは、ひたすら静かな、白と黒の世界。吐く息がじゅうぶんに白いことを確認して、結露でなにも映らなくなった窓を閉める。


ひとりの時間がないと狂ってしまいそうになるくせに、わたしはとても寂しがりやだ。なんて、矛盾しているんだろう。視線のベクトルは、あいかわらずおなじ方向を指している。わたしちっとも、かわってないじゃない。






2003/01/03  塀のなか



いつも、長い休みがほしいと口癖のように言っているわりには、長すぎる休みは憂鬱に感じてしまう。労働意欲が減退する(もとからないけど)し、仕事モードへの切りかえがうまくできないのだ。今日で一応、正月休みが終わる。とはいっても、明日日勤して、明後日夜勤をすれば、水曜日まで休めるのだけれど。


今日は、うちに母方の叔母や祖母、いとこが数人来て、箱根駅伝を見ながら皆でお昼を食べた。
今年はとても、正月らしい正月をすごせたと思う。去年からずっと続いている胃の痛みがここ2、3日で悪化していることを除けば、とても上出来だ。





2003/01/01  あけまして、おめでとう


元旦にこんなにいいお天気になったのは、はじめてかもしれない。例年はだいたい曇っているか雪が降っているかで、初日の出なんて望めないのだが、今年は見られたかもしれないと思うとすこし悔やまれる。だけど、年の初めに天気がいいと、とても晴れやかな気分になる。


今年はじめての食事(お雑煮)を食べてから、お昼まえに母と、歩いて初詣に行った。神社は歩いて10分ほどのところにある。神社は混んでいて、いくらか並ばなければならなかったが、あたたかい陽射しがふりそそいでいたので平気だった。お参りをすませてから、近くの喫茶店でコーヒーを飲んで帰った。それから、WOWOWでトイ・ストーリー2を見たり、ちっともおもしろくない正月番組を見たりした。とても、退屈で、おだやかな元旦。


新たな年が始まった。
ものすごく不安ではあるけれど、とにかく、前を向こう。
銀杏の皮むきを手伝いに、これから階下におりる。


クリスマスカードに続き、年賀状をつくりました。
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