2004/05-b



2004/05/30  Sun


昨日は、大学時代の友人とお酒を飲んだ
つきあいの長い友人と話していると考えるのは
きまって、これからのこと
今は公務員という、ありがたい肩書きの上にのっかっているけれど
今の福祉の現状を考えると
それはいつ揺らぎ、崩れてしまうかわからない
どうしようって、考えているうちに
どんどん月日は流れていって
きっとほんとうにそんな事態に直面したときにはもう、
手遅れになっていたりするんだろうなあ


友人のアパートに泊めてもらって、
朝一緒にお風呂へ行き、お昼ころ別れた


ホロスコープのタンクトップをお迎えに行ったのに
結局買ったのは、お花柄のカットソー
抹茶フラペチーノを飲みながら
都会で暮らす女の子のことを思う


2年前に結婚した、同じゼミだった男の子に
もうすぐ赤ちゃんが生まれるんだって


そうやってみんな、どんどん先を歩んでいるのに
わたしはなんの変化もなく日々を生きてる
いつか、わたしだけ取り残されるような気がして恐くなる
恐いよ、すごく、ね






2004/05/27  Thu


万代島美術館へ、ディックブルーナ展を観にゆく
ディックブルーナ展は今までにも何度か行ったことがあるけれど、
今回は今まで見た中でもいちばん規模が大きくて
ミッフィーだけでなく、ブラック・ベアシリーズやさまざまなグラフィック作品、
彼が手がけたポスターや本の装丁、それから風景画のスケッチ
たくさんの作品を見ることができてほんとうによかった


帰りに、日本海側では初めての出店らしい、ドンキホーテに寄り
楽しいけれど息苦しいカオスのなかで
ハーシーのキャラメル・シロップを購入した






2004/05/26  Wed


昼休み、お茶の入ったペットボトルを持って、会議室へと向かう
今年度も、職員組合の執行委員をするはめになり(もう3年目よ)、今日はその会議だったのだ
隣に、今年はじめて執行委員になったあの子がすわる
わたしのからだの左側が、まるで磁力を帯びたように落ち着きがなくなるのを、わたしは必死でおさえていた


「世界の中心で〜」を観て、あの子は(柄にもなく)泣いたと言う
yukoさん観た?と訊かれ、
感動はしたけど、泣かなかったよ、と答えると
だめだねyukoさんは、と笑う
わたしは、映画よりも泣いてるあの子をみたかった、けれど
だれか可愛い女の子が、あの子の隣で同じように涙を流したんだろうか
そんなちいさな妄想がぽんと浮かんでしまったので、大急ぎでかき消したのだった






2004/05/25  Tue


100%なんて、存在するわけがない
だけど
欠落しているものがあるからこそ、
それを追い求めることに価値が生まれるのだ


存在し得ないから、
わたしたちはそれぞれの胸にひめた大切な何かに
絶対とか、永遠とかいうなまえをつけたいと願う


きっと見つかることのないかけらが
どこかでひかりを放っている
そう信じ、探しつづけるその気持ちを
わたしは、とても美しいと思う





2004/05/23  Sun


わたしが抱えているその黒い風船は、誰にも見せることができないまま
重い気体がふきこまれ、どんどん膨らみつづけている
破裂してしまうくらいなら、いっそのこと溶けてなくなりたい


きっとばちがあたったんだ
あの子の、切ったばかりのさっぱりとした髪や
日に焼けたからだに目を奪われていたから
たとえ一瞬でも、あの子にもう一度、触れたいと思ってしまったから


*


アルビレックスVSジュビロ
マリノス戦同様、双眼鏡でジュビロの選手ばかり見てました
福西、田中誠大好き!かっこいいよーう
(次は、6月のガンバ戦へ宮本を観に行きます)


*


「ロスト・イン・トランスレーション」
外国人から見たトーキョーは、こんな感じなのかな
でもきっと、わたしみたいな田舎ものが東京へ行ったら、きっと同じような気持ちになるのかも
京都のシーンでは、大好きな南禅寺が出ていて嬉しかった
kumix。さんの言うとおり、劇場が明るくなるまでちゃんと座ってたよ
ぜひみなさんも、エンドロールの最後まで観てね






2004/05/20  Thu


特に用事もないくせに、午前中におやすみをもらう
(今年に入って、有休をまだぜんぜん使っていなかったので)
いつもよりすこし遅く起き、新聞をゆっくりと読んだり、
ひさしぶりにピアノを弾いたりした


オレンジデイズをみて、弾きたくなったのだ
アラベスクの流れる旋律が大好きで、思い出してはこの曲を弾く
そう、リリィ・シュシュを観たときも


執行猶予は、ほんのつかのまで
わたしの心を乱す場所へと、連れ戻される


ふとした瞬間に、手を上げたくなる衝動を
ぎりぎりの良心で抑えてる
面と向かって、投げつけたくなる酷いことばも
その直前にぐっと、飲みこんで
こんなの、からだにいいわけない、けれど
いつかわたしは、取り返しのつかないまちがいを起こしてしまいそうで
ときどきどうしようもなく恐ろしくなるのだ






2004/05/17  Mon


あまりにサーバーダウンが長いので
移転してみました
夏にプロバイダを替える予定なので、それまでのつなぎですが






2004/05/15-16


鈍行列車に揺られて、その女の子の住むまちへ


8時半の列車は、ゆっくりとゆっくりとそのまちへ近づいてゆく
見たことのある退屈な風景が、途中から目新しいものに変わり
わたしはわくわくする気持ちを抑えきれなくて、ひとり心を躍らせていた
誰もいない駅や、真下に見える海
これからわたしにふりそそぐ、楽しさとうれしさを予言するように


はじめて下りたつ駅で、ayuちゃんは笑顔で手を振ってくれた
いろんなところへ行ったよ
遠い記憶のなかに眠っていた、なつかしい場所や
はじめて行く場所
それから、数々のおいしいお店(パスタも、ピザも、ケーキも、それから居酒屋さんも、ぜんぶ)
すべてが、ほんとうにすべてが新鮮だったの


もっと近くに住んでいたらよかったのに、と何度も思いながら
たくさんの約束をした
かならず実現させたいけれど
実現しようと、あれこれと考えている、その時間も
わたしにとっては大事なものだよ


またきっと、すぐにね
そう言って、最初の駅でお別れをし
夕方の快速で、家路へとついた