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2004/02/29 閏年 とうめいなかべのつくりかた 不眠症はいつしか、過眠症になってしまった 8時半にようやく、目を覚ます (この時間だけみれば普通だが、昨日は夜勤のあと午前に1時間半、午後に3時間も昼寝をし、かつ夜は11時半に床に就いていることを考えれば明らかに寝過ぎであることが判るだろう) 家にこもっていると腐ってしまいそうな気がして、 12時半に意を決して家を出た 外に出ればお金を使ってしまうことは目に見えていて 金欠にもかかわらずいくつかの買い物をした ハーバシンのハンドクリーム/フーデルのハイライト(amingにて) イプサのプリペアリングローション(三越にて) H最新号/オリーブオイルポテトチップス(ヴィレッジ・ヴァンガードにて) それにしてもHの最新号、 「80年代に生まれてラッキー!」だなんて、ほんとにほんとにへこむ と同時に、80年(早)生まれのあの子に言われた言葉を思い出す 「yukoさん、セブンティーズだもんね ぷっ」 うるさいうるさいうーるーさーいー * 「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」 やっと観ました オーランド・ブルームの顔はとても端正だと思う 王の帰還が楽しみ 「ピノッキオ」 ロベルト・ベニーニがピノッキオ?と最初は疑問だったけれど 観ているうちにずんずんと引きこまれた 心洗われる、とてもすてきなおとぎばなし 「エンジェル・アイズ」 ストーリーも知らずに観たのでサスペンス風味なのかと思ったら、かなり微妙なラヴ・ストーリーだった 2004/02/27 やさしいキスをして 忘れものをしたのか、それとも、去りゆくことへの名残惜しさにそのからだの一部を残していこうとしたのか 会議のあいだ、雪の降りしきる窓の外ばかり見つめていた 週に最低1日は、不安定になる 自虐的になったり 他人に当たり散らしたり 過食に陥ったりするのだ 安全装置のスイッチは、再来週の火曜日まで入れることができない ドリカムのうたを、口ずさんでいる 「砂の器」の本編から、エンディングに切り替わる瞬間が好きだ 報われなくても 結ばれなくても あなたはただひとりの運命のひと 2004/02/25 しゃぼんだま 仕事から帰ると早々にお風呂に入り、 上気したからだにビールを流しこみながら、DVDを観ていたときにその不吉な電話は鳴った 利用者のひとりがいなくなったのですぐに出動してください、という連絡網だ 職場へ行くにも、もちろん運転することは許されないので わたしはあの子に電話をした あの子がいちばん、家が近いから、ただそれだけの理由だ 「おつかれ、電話、きた?」 「きたきた。行くでしょ?」 「うん、でもねわたし、ビール飲んじゃって運転できなくて。」 「じゃあ迎えに行くよ。でも高いよ。まじで高いよ。」 わたしは左手で携帯を耳にあて、 右手で着替えと、帽子を出しながら笑った そのときにまた、家の電話が鳴り、母が階下からわたしを呼ぶ声が聞こえた ちょっと待ってて、とあの子に言い、階段を駆け下りて受話器を取る その電話は、いなくなっていた利用者が見つかった、との連絡だった 「見つかったって。」 気の抜けた声で、連絡網で聞いた、利用者が見つかった経緯を話す 「まじで?yukoさん、よかったね、おれに借りを作らなくて済んで。おれに借り作ると、ほんと高いからね。」 と、あの子は電話ごしに何度も繰りかえし、笑った 「それにしてもyukoさん、酒飲んでたなんて、さすがだね。明日は、その話題でもちきりだから。」 あの子がそう言ってからかうので、 「だめだめ、また酒飲み扱いされるじゃん。」 と、わたしも笑いながら反論する 利用者がこんなに早く見つかってしまったこと、 不謹慎かもしれないが、残念に思ったのは言うまでもない 迎えに行くよ、という何気ない、しかもこの状況ではあたりまえの言葉で わたしはこんなにも動揺してしまうなんて 週末には、あの子はシアトルに行って 3月の2週目まで帰ってこない あの子が帰ってくるとすぐ、今年度も終わってしまう そうもうすぐ、終わってしまうのだ 2004/02/24 龍宮城 (昨日、夕方に見たもの) かつて通っていた大学は、海のちかくにあって 坂道を自転車で勢いよく滑りおりれば砂浜があったし いつもゼミをしていた研究室からは、海がよく見えた 必要以上に風が強くて 潮風にさらされた自転車はすぐに錆びついた 大学のまわりにできた若者ばかりの街は 今思えばきわめて特殊な一帯で きっと今まで生きていたなかで、いちばん充実した日々を過ごした場所 そこはわたしの記憶のなかで、3年まえからぱたりと止まっている けれど月日は確実に流れていて 悲しくも、過去の場所となってしまった あの4年間は、夢だったんじゃないかって、本気で思うほどに あの場所に居座りつづけている思い出は、 苦しいことや悲しいことでさえも美化され、やがて風化してゆく 新しい芽を植える手を、直前で止めた それは躊躇、という気弱なものではなく 2004/02/23 つかのま そのちいさなお料理屋さんは、万代の裏通りにあって とても落ちついた雰囲気なのだけれど 月曜日のお昼にもかかわらず、 「奥様」とか「マダム」といった表現が適するような年配の女性で満席だった 発表会の代休だったので、職場のひとたちとごはんを食べに行ったのだ 彩りよく盛りつけられた、手の込んだ料理はどれも上品な味で とくに、茶碗蒸しは口に入れた瞬間にとろりと溶けて、とてもおいしかった それから、デザートの麩まんじゅうも おみやの水羊羹―常連客にだけくれるらしい―までついて、大満足でお店をあとにした わたしは、職場のひとたちがほんとうに好き (もちろん、苦手なひともいるけれど、それはほんの一握りにも満たないほどだ) そのなかにいられるわたしは、けっこう恵まれていると思う 2004/02/22 あしぶみ 発表会は、無事に終わった (リハーサルのほうがよい出来だったことは、本番の緊張感のせいにして) 慰労会の幹事かつ司会も、無難に務めあげた(はずだ) こうして最後の大きな行事が終わり 残すは年度末の仕事だけだ こうしてまた、春がやってくる 春が恋しいとしつこいほど口にしているくせに、 ほんとうは春がきてしまうことをものすごく恐れている だけど、いちばん恐いのは春が来ることそれ自体ではないことも わたしはよく、知っている となりにいた、あの子の上気した頬に ほんとうは、触れていたかった 2004/02/21 3歩すすんで2歩さがる 駆け足でやってきたゆるい陽気に溶けるように このあいだ購入したGジャンの下は、 スナオクワハラのピンクの薄手ニットと、プリモアのキャミソールを選んだ 夜勤明けのつかれた顔を隠すために、キャスケット―ベイジュのスウェット地で、うしろがりぼん結びになっている―を目深にかぶる ツモリのポルカドットシリーズは、昨日発売だったけれど やっぱり大人気らしくて、すでに品薄になっていた 予約しておいたピンクドットのスカートは、予想通りとてもかわいかった それから、ドットTが今季のツモリにしてはすごくお手ごろなお値段だったので あやうく買ってしまいそうになったけれど、来月にも欲しいものがたくさんあるのでがまんした 他には、 アクアガールで透明な石のついたピアス(安かった) ケサランパサランの春の新色(フェイスカラーと、ネイル) アルビレックスの開幕戦のチケット を、購入した (給料日直後にして、散財しすぎなのは言うまでもない) * ひとりを好むようになったのはおそらく、働くようになってからだろう 自分のことだけを考えて、勝手気ままに休日を過ごす そうして、わたしのなかから毒がゆるりと抜けてゆくのだ 人と過剰に関わらなければいけない今の仕事のおかげで、 わたしのさみしがりは随分改善されたように思う だけど、わたしがこうして「ごくふつうに」生きていられるのは まわりの人たちの大きな支えによるものなのだということをいつも、忘れずにいたい 2004/02/18 憂鬱 間近に迫っている発表会のせいで、毎日準備や練習に追われて忙しい やることも考えることも山のようにあって、 わたしのちいさな脳みそはパンク寸前だ 仕事が終わってからも、またお休みの日も、 そのことが頭から離れなくてちっとも休んだ気になれない お買い物のことや友だちとの予定について考えたりする楽しさも 忙しさや不安に、一瞬にしてかき消されてしまう ちいさな虫が顔のまわりを鬱陶しく飛んでいるかのようだ どんなにはらいのけても、わたしにまとわりついてくる はやく、日曜の夜になってしまえ 明日は、発表会のPRで地元のFMに出なくてはならない(しかも、生放送) ほんとうに、憂鬱だ 2004/02/16 春のおかいもの 予定外の買い物をしてしまった 予定外、とはいっても、欲しかったものなのだけれど 今月はずっと、ドットのスカートのために買い物を控えてきたのでやっぱり、予定外なのだ (何を買ったかといえば、RNAのGジャンだ) そのほかにも今日は、かわいいものをいくつかみつけた ・レッセ・パッセのスパンコールがついたキャミソール ・RNAのダメージデニム(Gジャンと迷った) ・フラボアのだまし絵Tシャツ、もくもくのシャツ ツモリでは、 ドットのソックスとインナーのタンクトップ、 それから食材柄のカットソーを新たに予約した スタバでマシュマロ・モカ―それは感動するほどのおいしさでもなかったので、ホワイトモカにすればよかったと、後悔した―を飲んでいるときに、いとこのあこちゃんからメールが来た アルビレックスの新潟開幕戦の相手は、ヴィッセルなのだそうだ ミーハーといわれようと、わたしはイルハンを観にいきたい (チケット、がんばって取らなくちゃ) |