2003/08-b




2003/08/31  ひさしぶり


いとこのお兄ちゃんが帰省していたので、
母と叔母と4人で近くの日帰り温泉へ行き、それからおそばを食べに行った。
お兄ちゃんは某映画制作会社のプロデューサーで、
今は広末の映画を作っているという。
お兄ちゃんに会うたび、おすすめの映画とか、これからきそうな俳優とか、いろんな情報を教えてもらう。
好きなことを仕事にするって、すごいなあと思う。


リボルバーが観たかったのに、すべて貸し出し中。
玉木くん、大人気だなあ。





2003/08/29  夏の終わり


午後から、あの子とふたり、利用者8名を障害者サッカー教室へ引率する。
ふかふかの芝生に、アディダスの公式球、県のサッカー協会から招かれた先生方。
普段は経験できないような環境で、利用者たちは笑顔でボールを蹴る。
わたしも、連日の外出仕事での疲れを忘れて、利用者と一緒に楽しんだ。


あの子がそのおおきな手で、女の子の利用者の頭をやさしく撫でる。
…と思ったら、その子の髪をいたずらして七三にしていたのだけれど。
それでも目の前でそんなしぐさをされたら、どきりとしてしまうじゃない。


ばかばかばかばかばか。
わたしのばか。


*


仕事のあと、おのっちとすみさんと3人で、けんか大輪を見にいった。
お祭りの最後を飾る、メインイベントだ。
お祭りの初日に神社に奉納された台輪が、最終日にそれぞれの町内へ帰ってゆくのだ。
激しく、熱く、ぶつかりあいながら。
短かった夏をつれて。






2003/08/28  はれおんな


案の定ふつかよいで、ベッドから立ちあがろうとすると、頭がくらくらした。
重いからだを無理やり起こし、いつもの時間に家を出た。
よりによって今日は、パレードを見に利用者をつれていくために3時間残業しなければならなかったのだ。
すごく眠かったし頭も痛かったので行きたくなかったけれど、利用者が大喜びしてくれて、みんなとてもいい表情をしていたのでつれて行ってよかったと思った。


賑やかなお祭りの音が、窓の外に聞こえる。
お祭りの期間のそわそわした感じが、わたしはとても好きだ。






2003/08/27  祭の夜、ぶつかる肩と肩


お祭りが始まった。
1日目は、民謡流しの日。
出るまではいやだいやだと思っていても、踊っているとだんだん楽しくなってくるから不思議だ。
終わったあとは仲のよい女性職員だけで飲みに行った。
しばらくしてから、係長たちと一緒に、あの子も合流する。
職場の飲みはいつも大騒ぎで、わたしもずっと、笑ってばかりいた。
とちゅうから、あの子がわたしの隣の席にくる。
そのときわたしはすでに、相当な量の水割りを飲んでかなりハイになっていたので、さんざんあの子にバカにされる。
わたしはどんなに酔っぱらっていても、あたまのすみに冷静な部分を持っているので、そのときのことをちゃあんと覚えている。
だけどただひとつ、空を見上げることだけはすっかり忘れていた。






2003/08/26  玉木くん


玉木宏くんが大好きで、「こころ」は毎日見ている。
いつか職場の人が、あの子が玉木くんに似ていると言ったとき、
やめてくださいよ、と、わたしは笑いとばした。


だけどあの子は背格好が玉木くんとほとんどおなじなので、
はっぴ姿は遠くから見ると―ここが重要だけれど―ほんとうに似ていた。
(こころでの玉木くんは花火師の役なので、いつもはっぴを着ているのだ)
それ以来、玉木くんとあの子が重なって見えてしまうのだ。


今日のスタジオパークは玉木くんだったので、ひるやすみに職場で見た。
どうやらこころと匠くんは結婚するっぽい。
いいなあ、こころ。でも銀ちゃんカワイソウ。






2003/08/25  あくび


父のこと。
父という人を、わたしは家族だから大事に思っているし感謝もしているつもりだけれど、
もし他人だったとしたら、彼は大嫌いな部類の人間に入ると思う。
わたしがその血を受け継いでいるという事実は、わたしを底なしの沼に落ちたような気分にさせる。


ほんとうは万代に行くつもりにしていたけれど、
じめじめした暑さと、もろもろの用事のせいで行けなかった。
夜、Friendsという本を読みながら、地面を叩きつける強い雨と、雷の音を聞いた。





2003/08/24-2  妄想カアニヴァル


新津美術館の「絵本の世界展」を観にいくため、正午すぎにのろのろと準備をはじめた。
鎖骨のしたまでのびた髪の毛を、ゆるくみつあみにする。
まだちいさな小学生だったころ、わたしは髪を背中のまんなかより長く伸ばしていて、毎朝ピアノの椅子に腰かけて、母に髪を編んでもらった。


たたみに寝転んでSpringを読んでいたときも、
お昼ごはん(オムライス)を食べているときも、
母の運転する車で290号線を走っているときも、
このあいだの、施設の盆踊り大会のことばかり考えていた。
正確に、そしてきわめて正直に言うと、あの子のことを。
赤いはっぴを着ていそがしく走り回る、勇ましいうしろすがた。
3施設合同なうえに地域の人たちもたくさん来ていたので、見つけてもすぐに、視界からいなくなってしまう。


後悔なんかしていない。
もしもあのときわたしが、もう一方の決断を下していたとしても、
はたしてわたしがしあわせを掴むことができたかといえば、そうとはかぎらない。
その可能性よりも、リスクのほうがずっとずっと大きかったことは、今でも確信できる。
わたしを思いとどまらせたのは、重い重い足枷。
それを解くための鍵を、わたしはとうの昔になくしてしまっていた。


もう自分で自分の気持ちをコントロールすることができなくなっているということは、認めざるを得ない。
だけど、気持ちのおもむくままに境界線を越えることができる年齢でもなくなった。


現実という足枷をつけていることで、わたしは壊れてしまわずにいることができる。
これでよかったのだ。






2003/08/24  近況


前進、を続けていた。
ときにたちどまったり、うしろをふりかえったりすることはあったけれど、
少なくともわたしは、前を向いていた、それなのに。
大きく、後退。
ここ2週間ほど、まったくいいことがない。


*


最近のこと


☆マイ・ビッグ・ファット・ウェディングを観た


☆秋限定コスメ買いあさり。
 ランコムのジューシーチューブ(ピンクグレープフルーツ色)
 シュウウエムラのホワイトシャドウとチーク、口紅。
 リップ系ばかり買いすぎ。


☆あいかわらずツモリホリック継続中


☆9月10日には、青いユニフォームをを着てイナに会いにゆく


☆職場仲間とアルビ×サンフ戦で絶叫


☆だけどやっぱりひたすらへこんでます






きらいだ。

楽しそうな声。
幸せそうなすがた。
そして、わたしの行く手をじゃまするものなど。


消えちゃえばいい。
みんな消えちゃえばいい。


いちどでも、歩いてみたいものだ。
まっすぐで明るいいっぽんみちを。